中山間応援サポーター 第7回「八女市星野村茶苗植栽」に参加しました!

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●中山間応援サポーターとは?

中山間地域とは、「平野の外側の周辺部から山間地までの地域」を示します。
福岡県では、およそ県土の45%、農地の30%が中山間地域にあります。
中山間地域においては、過疎化や高齢化が進み、草刈りや水路清掃など中山間地域の魅力を守る活動を集落の力だけで行うことが難しくなっており、このままでは中山間地域の魅力が低下していくおそれがあります。
そこで、魅力あふれる中山間地域をみんなで支えるため、中山間地域での各種活動にボランティアで従事する方たちを中山間応援サポーターと称し、中山間地域の集落から要請のあった活動の支援を行います。
福岡県「ふくおか農林漁業応援団」ホームページより)

👉中山間応援サポーターになるには?

●活動のあらまし

●日時:2021年3月26日(金) 10:00~15:00
●場所:福岡県八女市星野村
●作業内容:茶苗植栽作業
●その他:NPO法人「がんばりよるよ星野村」のメンバーの方々との共同作業

●八女市星野村について

満開の桜
桜と菜の花

■福岡県八女市星野村は、平成22年2月に八女地域1市2町2村の合併によって誕生した八女市の旧星野村の地域です。
星野村は、福岡県の南東部に位置し、東西に細長く、東は標高1,006mのカラ迫岳を背に、大分県との県境の緑豊かな山村です。
村の標高は200mから1,000mに及び、総面積の84%を山林が占めています。村の基幹産業は農業と林業で、農業の主要作物として茶と花木、林業の主要樹木はスギとヒノキです。気候は、温暖で雨が多く朝夕の寒暖差が大きいため、茶の栽培に適した条件となっています。また、村の大部分は急峻な地形であり、村内を東から西へと流れる星野川に沿って幹線道路が走り、集落や耕地が点在していて、山間には村の代表的な石積の棚田が至る所で見受けられます。
日本で最も美しい村」HPから引用

私の叔父の奥さんがこの星野村の出身で、数十年前にご実家に遊びに行ったことがあります。
庭のお茶の木と星野川の清流が今も記憶に残っています。
また、昨年には婚活イベント&中山間応援サポーターでシャクナゲの花摘みを企画するため、八女市役所星野村支所、星の花公園、星の文化館、茶の文化館、池の山荘、エノハ荘にお伺いさせて頂きました。
残念ながら新型コロナウイルスの影響で実施できませんでしたが・・・
大好きな星野村で是非実施したいと思っています!

●こんな作業しました!

今回4回目の参加です。
天気予報は晴れ、気温20度越え!?
暑くなりそう、と思いつつ7:30に自宅を出発。
下道で行きました。
途中FMラジオから、太宰府IC付近でバイクの事故があり、10km渋滞とのこと。

集合場所の八女市役所星野支所の駐車場に9:30に到着。
既に10人ほどの方がいらっしゃいました。
ほとんどがNPO法人の方のよう。
手指のアルコール消毒、検温し、
10:00になり、ラジオ体操から。
久しぶりにラジオ体操しました!(ラジオ体操第一のみでしたが、一部忘れていました)

渋滞の影響で2組ほど到着されていませんでしたが、作業場所にそれぞれの車で出発。
今回も幹線道路からかなり奥に入った場所です。

作業前の茶畑

かなり瓦礫があり、これが茶畑??という場所です。
通常はこのように瓦礫がある場所ではないようです。
平成24年の北部九州豪雨で発生した土砂崩れの復旧工事のために運ばれた土砂を盛り土したそうです。

植栽お手本

遅れていた2組も無事合流し、作業開始です。
この茶畑の持ち主の方、NPO法人「がんばりよるよ星野村」の山口理事長から作業の説明。
・既に鍬で穴を開けているので、そこに茶苗を置く。
・根が底につかないように根を持って土をかぶせる。(最後に根を上に引っ張るのもOK)
・最後に乾燥しないように茶苗を石で両側から覆う。
さあ、作業開始です。


植栽前

茶苗を配る方と植える方と別れます。
私は植える方です。
穴と穴は約30cmの間隔です。
上の写真のように瓦礫が多く、熊手で土をならし、少し穴を掘り、茶苗を持って土をかぶせます。
しゃがんで作業するので、時間の経過とともに腰、膝、太ももが痛くなってきます💦
青空と景色が疲れた体を癒してくれますが・・・

目の前に広がる景色

休憩をはさみ、もくもくと植栽します。
20人ほどいますが、瓦礫の影響もあり、なかなか作業は進みません。


12:00になり、昼食です。
周囲にはもちろんお店など無いので、事前に弁当を頼んでいました。
畑の一角にシートとボトルクレートを置き、青空のもとお話しながら、楽しい時間です。
山口理事長と婚活イベントのことを話したところ、何と星の文化館の理事長もされていました。
星の文化館には天体望遠鏡があり、星がきれいに見える星野村のシンボルです。


ちなみに星野村の名前の由来は星野豪族とのことです。
また、星野村には南北朝時代、後醍醐天皇が征西将軍として、文官の五条頼元とともに派遣した第16皇子の懐良親王のお墓もあるそうです。
地元の方のお話を聞くのは本当に楽しいですね!

タラの芽

昼食時間には星野村支所の方が、タラの芽を採って参加者の方にプレゼントされていました。
自然のタラの芽なんて滅多に見ることができませんね。

野イチゴの花

また、ひっそりと野イチゴの花も咲いていました。
これも癒されました。
作業はハードですが、こういった発見があるのは中山間応援サポーターの醍醐味です!

13:00になり、後半戦のスタートです。
日差しも強く、汗も滲んできます。
足腰ピンチです。
一つの茶苗を植えては、立ち上がり腰を伸ばしてフリーズ。
最近、左足の膝と足の付け根あたりに痛みがあるので、余計に辛い。

休憩のひと時

熱中症対策で早めの休憩です。
車に戻ると中が暑い!
窓を開けてなかったので、高温状態。
慌てて窓を開け、頂いたペットボトルの八女茶をゴクリ。
美味しい!
日頃、お茶はほとんど飲みませんが、疲れた体にしみわたります。

作業終了後、記念撮影

15:00、作業終了です。
皆さん、本当にお疲れ様でした!
茶畑の半分くらいが終了しました。
最初はこれだけの人数がいれば、終わるだろうと思っていましたが、甘かったです。
慣れていないということと瓦礫が多いことで難航しました。
最後に皆で記念撮影。
お役に立てたでしょうか??

お土産

今回もお土産がありました!
・八女茶ペットボトル
・よもぎ饅頭
・八女茶
作業終了後、皆さんと、よもぎ饅頭頂きました。
一口食べてびっくり!
何と中身は塩ゆでした里いもです。
あんこと思っていただけにかなりの衝撃!
星野村の名物だそうです。
しょうゆ味のじゃがいもパターンもあるそうです。
よもぎではなく、いきなり団子ような皮のパターンも。
いずれも地元のベテラン主婦に方々が作られていて、包装もラップでした。
おそるべし星野村!
お土産も中山間応援サポーターの嬉しい特典です!

玉露

帰路の途中に作業の際に聞いていた玉露の茶畑がありました。
霜よけのシートが掛けられています。
美味しいお茶になりますように!

●最後に

今回も福岡県農林水産部農山漁村振興課の坪田さん、お疲れ様でした!
5月には、冒頭で記載したようにシャクナゲの花摘み活動がある予定ですね。
必ず参加します!

中山間応援サポーターの活動は毎回10人~20人くらいの作業です。
場所は中山間というだけあって、山奥でもなく平地でもない所です。
私個人としては、とても楽しんで参加させて頂いています。
ボランティアなので、交通費は自費ですが、こういう機会を頂けることを考えれば、十分におつりが来ます。
今まで地名も聞いたことがない所で、土と人に触れ合い、さらにお役に立てるなんて!
癒されます・・・
是非、興味を持たれた方は登録してくださいね!

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