中山間応援サポーター　令和３年度　第４回「苅田町ソバの種まき作業」に参加しました！

●中山間応援サポーターとは？

中山間地域とは、「平野の外側の周辺部から山間地までの地域」を示します。
福岡県では、およそ県土の４５％、農地の３０％が中山間地域にあります。
中山間地域においては、過疎化や高齢化が進み、草刈りや水路清掃など中山間地域の魅力を守る活動を集落の力だけで行うことが難しくなっており、このままでは中山間地域の魅力が低下していくおそれがあります。
そこで、魅力あふれる中山間地域をみんなで支えるため、中山間地域での各種活動にボランティアで従事する方たちを中山間応援サポーターと称し、中山間地域の集落から要請のあった活動の支援を行います。
（福岡県「ふくおか農林漁業応援団」ホームページより）

👉中山間応援サポーターになるには？

●活動のあらまし

●日時：２０２１年８月２８日（土）　０９：４５～１１：４５
●場所：福岡県京都郡苅田町等覚寺地区
●作業内容：ソバの種まき作業
●その他：天空カフェ　余村さん、苅田町役場の方々

●苅田町について

■苅田町は、北九州市と行橋市の間に位置する人口約3万7千人、面積49.24平方キロメートルの町です。東は周防灘に面して、国際貿易港・苅田港と広大な臨海工業地帯が広がっています。また苅田港沖には北九州空港があり、苅田港、東九州自動車道苅田北九州空港インターチェンジと併せ、陸・海・空の交通結節拠点となっています。
一方、西はカルスト台地平尾台に連なり、国の天然記念物青龍窟や広谷湿原など豊かな自然があります。市街地には邪馬台国伝説にまつわる三角縁神獣鏡を出土した国指定の石塚山古墳や御所山古墳をはじめとした多くの古墳や遺跡も点在しています。祭の歴史も古く、修験道の祭・等覚寺松会（国指定重要無形民俗文化財）は千年、苅田山笠（県指定無形民俗文化財）は五百年の伝統があります。
こうした自然・文化・歴史や産業が調和し、充実した交通インフラがもたらすネットワークを生かして、人・もの・情報・文化が交流するまちづくりを進めています。
「苅田町」ＨＰから引用

●こんな作業しました！

〇集合

苅田町等覚寺「天空カフェ」　

受付ではマスク着用の確認、検温、手指のアルコール消毒。
ここでジンジャーシロップの炭酸割を試飲させて頂きました。
「京築ジンジャープロジェクト」で作られたジンジャーシロップです。
炭酸で割ってあるので飲みやすく、体の芯から温まる感じ！
寒い時期に飲んでみたいですね。

皆さんそろったところで、「天空カフェ」の余村さんから作業の説明。
詳細は畑に下りてからということで作業の流れを説明してもらいました。
何と、お昼のテレビ番組「ヒルナンデス」から取材依頼があったそうです。
この時期なので、取材に来ることはできないので、こちらで撮影した動画を先方に送るそうです！
放送時間は数分ということですが、全国放送なので、等覚寺が知れ渡ります。

〇作業開始

先ほどの余村さんから作業の詳細な説明です。

作業の説明後、３人一組となり担当する畑へ。
２人は鍬で畔の整備。
１人はレーキで畝の草取り。
私は最初レーキ担当でしたが、鍬担当の方の大変そうな様子を見て交代しました。
腰が・・・
日頃体験しない体勢とお天道様の強い視線で早くもカラータイマー（古い！）が点滅。

水分補給しながら何とか第一フェーズ終了。
（第一フェーズは畑の土台作り）

〇休憩

休憩時間には、地元の方々から飲み物とお菓子の差し入れ。
この暑さで水分が失われた体に染み込むエナジードリンク！
おいしゅうございました。

地元の方から、由布岳が見えることを教えてもらいました。
上の画像の真ん中に見える山が大分県由布市にある由布岳です！
感動ですね。

〇作業開始

休憩後は第二フェーズ。
畝に鍬の刃でソバの種を蒔く窪みを作ります。
そこに種を等間隔に蒔いて土を被せます。

土を被せた後はトンボで畝を均します。
この均す作業も腰が・・・

全部で４つの畑がありましたが、全て終了。
お借りした鍬を水路の水で土を落とし返却。

〇作業終了

１１：３０作業終了。
ここで余村さんから「ヒルナンデス」のインタビューの依頼！
県担当の坪田さんからの推薦ということで代表のインタビュー。
余村さんがインタビュアー兼カメラマンとなり撮影。
婚活イベントとのコラボも含め、自分の思いを語らせて頂きました。
これでテレビ放送に使われなかったらどうしよう、と思いつつ。

アンケートを記入、提出しお疲れ様の挨拶。
前回、評判を聞いてお土産にした「松会みそ」。
味わいのあるみそです。
今回もお土産にするため、天空カフェのお隣にある「等覚寺特産グループ」へ。

今回はゆず味噌も併せて購入。
ゆず胡椒も欲しかったんですが、先日湯布院で購入したかぼす胡椒が残っているので我慢。

さっと着替えて帰路へ。

●最後に

昨年１１月にソバの刈取り作業に参加して以来、２回目の等覚寺ソバに関する作業です。
１２月に試食会があったのですが、残念ながら婚活イベントで参加することが出来ませんでした。
今年は種まきから参加できたので、刈取りと試食まで全て参加します！

今日は本当に暑い中、そして新型コロナウイルスの影響でマスクしての作業でしたが、皆さん無事作業終了しお疲れ様でした。

中山間応援サポーター活動の第５回は福岡市早良区脇山の茶園の手入れ作業（９月５日開催　募集締め切り済み）
第６回は築上郡上毛町「竹とうろう作り」（９月１２日開催）　募集締め切り済）
第７回は築上郡上毛町「とうろう祭り　運営補助」（９月２５日開催　募集中９月１５日締め切り）
参加ご希望の方は、下記より中山間応援サポーターに登録し、ご応募ください。

👉「中山間応援サポーターになるためには？」（福岡県ホームページ）

👉中山間応援サポーター活動報告（イベント福岡ホームページ）

今回も福岡県農林水産部農山漁村振興課の熊辻さん、坪田さん、お疲れ様でした！
中山間応援サポーターの活動は毎回１０人～２０人くらいの作業です。
場所は中山間というだけあって、山奥でもなく平地でもない所です。
私個人としては、とても楽しんで参加させて頂いています。
ボランティアなので、交通費は自費ですが、こういう機会を頂けることを考えれば、十分におつりが来ます。
今まで地名も聞いたことがない所で、土と人に触れ合い、さらにお役に立てるなんて！
癒されます・・・
是非、興味を持たれた方は登録してくださいね！

👉「中山間応援サポーターとは？」（福岡県ホームページ）

👉その他の中山間応援サポーター活動報告